[更新履歴]
11.04.06 すす払い埃払い、お祓い。日常を更新。
10.01.01 あけましておめでとうございます。日常を更新。
09.12.31 拍手SSを短編に下げました。
09.12.30 楽しい歴史シリーズに大晦日記念SS(中略)アトラクティブ平安時代を追加。
09.12.27 日常を更新
09.12.24 師匠と弟子くんシリーズにクリスマス記念SS〜あるほろよいの日〜を追加。
09.12.23 ポエムもどきに短歌を一首あげました。
09.12.19 たのしい歴史シリーズにセンシティブ奈良時代を追加。



当ブログは、主にSSを無差別に執筆し無差別に繰り広げるブログです。
たまに自虐、そして更にたまに絵などが入ります。
更新速度は亀の足ですが、よろしければ遊びにきてやってください。
コメントや拍手などしていってくださると嬉しいです。
リクエストはキリ番のみ受け付けるつもりです。
それっぽいのを踏んだ方はご一報ください。



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内容は以下の通りです。

・日常
 日常の徒然を書き綴ります。いわゆる日記系。日記メインではないので、稀。
・師匠と弟子君 シリーズ
 当ブログを代表するかどうかは不明なシリーズです。
・たのしい歴史 シリーズ
 脱力シュール系カップリング(?)対話形式の楽しく学べない歴史コーナーです。
・はいいろのせかいで
 現在三話まで。唯一全ての話に挿絵が存在します。
・おとぎばなし
 おとぎばなしを題材にした作品。現在4作品。
・短編
 その他の短編です。むしろ掌編です。いっそ小片です。現在8作品。
・ポエムもどき
 管理人rainyshrineのアレな思考がポエムっぽくつづられています。現在13作品。
・休止中作品
 ちょっと長めのでも短編、及び完成率0%で休止した作品です。現在5作品。
・嘘予告
 ネタに困るとここが更新されます。人気があったりすると本当に書くかもです。現在ひとつのみ。
・メッセ返答
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あけましておめでとうございました。

とはいえこちらカナダはKamloops。
現在2009年12月31日午前7時です。
ちなみに日は出ていません。
ニューイヤーを迎えるまであと17時間、ですにゃー。
つまり17時間差があるわけです。
みなさん紅白楽しんだり年越しそばエンジョイしたりしたんでしょうね。
お正月はおせちですか。お雑煮ですか。
お年玉貰えるんでしょうねー。
初詣楽しんできてくださいね―。


…………妬ましいっ。


というわけで、留学なんて考えた人間に恨みつらみを込めながら、爽やかに今年一年を始めたいと思います。
妬ましいっ。






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ハードボイルドすずめ(仮)

 一羽でチュン、二羽でチュチュン、三羽揃えば牙を剥く。
SSドキュメンタリーシリーズ第三弾、今日は小さいながらも
この世知辛い都会を生き抜くすずめたちの生活を追いかけてみた。


 SSドキュメント2009年末スペシャ
〜生きるための戦い〜


 すずめの朝は早い。

 ――いつもこんなに早いんですか?

「そうですね、今日は遅いくらい。いつもは日が明ける前から起き出しますね」

 このオスすずめはS(仮)さん。今年で二歳と六カ月になるベテランのすずめだ。
すずめの寿命は飼育下で十年程度といわれる。
すずめの十歳を人間の百歳と換算すれば、S(仮)さんは今年で二十五歳程度。
数字だけ見れば働き盛りの若者といった印象を受けるが、
野生の環境はたとえ都会の中といえど厳しいもので、
ほとんどのすずめは一年と少し生きられればいい方だという。

「最近はね、ぐっすり寝てもなかなか疲れが取れない。もう年かもしれない」

 年齢以上にくすんだ羽毛を繕って、S(仮)さんはため息をついた。

 日が昇らないうちから冷たい空気を切ってS(仮)さんは馴染みの公園に向かう。
目当ては中でも一番背の高い古株の木だ。
まだ朝日が地平線から顔を出したばかりだというのに、
すでに何羽かのすずめがちゅんちゅんと鳴いている。

「ドラマや小説なんかではね、ああやって鳴いているのが平和の証みたいに描かれてる。
 でもあれは縄張り争いなんですよ」

 S(仮)さんは語る。

「朝早い内からああやって、自分の場所を確保しようとしているんです。
 どけ、ここは俺の場所だ、って。
 年功序列みたいなものはあるけれど、みんな必死ですからね。
 群れてなきゃ生きていけないけど、群れていてもやっぱりつらい。
 役割分担みたいのは自然と決まるんですけどね、だれだって必死。
 自分の場所がないと休めない。餌があっても休めなきゃ駄目だ」

 ――巣では休めないんですか?

「巣は卵を温めるだけ。ゆっくりと家族団欒できるような場所ではないですね。
 こう言っちゃうとなんですけど、むしろ外にいる方が気が楽かもしれませんね」

 それなりに大きな木の枝はすずめたちで鈴なりになっていて、
常に飛んできた鳥と止まっていた鳥が交代しているようにも見える。

「もちろん誰だって、自分の居場所を取られたくないですけどね、
 強く出られるといやとは言えない。
 木が少ないからみんなで共有するしかない。
 電線なんかでも休めるけれど、あまり暖かくはない。
 やはり木のように皆で集まって暖を取れないと」

 ――山の方には木々がたくさんありますが?

「ぼくらは山では生きてはいけないんです。山ではろくに餌が取れない。
 人里でおこぼれにあずかって生きている。
 生きるためだからそれを恥ずかしいとは思わないが、時折無性に悔しくなる。
 暢気な顔した家猫なんかに悪戯で追われたりすると物凄く悔しい」

 S(仮)さんは言葉を荒げた。
泥にまみれて必死に毎日を生きているすずめにとって、人家でちやほやされ、
食べきれないほどの餌を与えられ、冬はこたつで丸くなる猫の存在は許しがたいらしい。

「犬はまだましですね。
 連中、ぼくたちをどうこうしようとはしませんし、分はわきまえてるんですよ。
 飼い主と楽しそうに歩いているのは羨ましいですけれど、
 似合いもしない服を着せられているのはかわいそうですね」

 ――インコなどの鳥類のペットについては?

「正直複雑ですね。
 羨ましくないわけではないですけど、
 ああいう奴らは羽をいじられたりして飛べないものが多い。
 きれいな歌を歌えなければペットショップの片隅でかたい餌をかじるほかない。
 でも一度飼われれば彼らには安定した食事と暖かい家がある。
 唄を忘れたかなりやも唄を思い出させるため、
 象牙の船に乗せて月夜の海に浮べられるなど手厚い保護がある。
 飛べなくなってもいいから飼われたいと思うことはある。」

 ――すずめたちには自由がありますが?

「自由って言うほど格好良くはない。要するに自分で何でもしなければいけないということ。
 そしてその責任も自分でとらなくちゃいけない。こうして野良すずめ暮らしをしている限り、
 暖かい寝床の上で死ねるとは思っていません」

 言葉とは裏腹に、S(仮)さんには野良すずめ暮らしを続けていく意思があるようだった。
二年と六カ月の野良すずめ暮らしは伊達や酔狂ではない。

 朝の風は冷たく厳しいが、
S(仮)さんたちは各々自分たちの糧を得るために町に羽ばたいていく。

 ――今日は何を?

「選んでいる余裕はないですね。雑食と言えば聞こえはいいですけど、カラスと似たようなもの。
 草や虫も食べるし、生ごみは豊富な栄養源。人から餌付けされているのもいる。
 けど人が手に持っているものは狙わない。
 それがぼくらのポリシーですし、なにより生きる術。
 ハトのような警戒心のかけらもない横柄な連中とは違う」

 カラスよりもハトに嫌悪を示すS(仮)さん。
自分たちを襲うこともあるカラスより、
カラス同様の大型の鳥で食害や糞害もひどいくせに、
平和の象徴扱いされてちやほやされている図々しい鳩のほうが許し難いようだ。
大通り公園でとうきびを食べているときに襲われたリポーターにとってもうなずける話だ。

「ぼくらも害鳥指定はされている。でもそれは稲を食べてしまったりするから。
 それ以上に害虫を駆除しているし、雑草も減らす。
 それは空飛ぶネズミといわれるくらいに汚れてはいるし、
 病気をうつしてしまうかもしれない。
 でもそれは捕まえてまで触ろうとする方が悪いのであって、
 ぼくらの方から近づこうとはしない。
 その点、図々しく人様の口元に突っ込むハトとは違う。
 豆が欲しいかと聞かれる前にそらよこせとばかりの連中とは」

 まったくである。

 S(仮)さんの今日の主な収穫は、公園で老人のまくパンくず。
すずめたちが群がれば、それも決して十分な量ではない。
それでも食べられるだけ拾っては呑み込んでいく。多少の汚れや味は気にも留めない。

「ぼくらは体が小さいから、一度にはそんなに食べられない。でもエネルギーは必要。
 だから一日中食べ物を探して飛び回り、その食べ物でまた空を飛びまわる。
 満足した食事なんて取れませんから、いつも大赤字ですよ」

 コーヒーのようににごったどぶ水でくちばしを湿らせて、S(仮)さんは笑った。
その顔にはすっかり疲れがにじんでいて、日々の苦労を想わせる。

 スタッフが今後の食事の提供を申し出ると、
S(仮)さんはうれしそうにしながらも丁寧に辞退した。

「お気持ちは嬉しいですけどね。
 やっぱり野良のすずめですから、飼われるわけにはいかない。
 こう見えても僕はこのあたりのすずめの中でも最年長、言ってみれば頭です。
 皆自分勝手だが、それでもグループはある。
 皆を食わせていかなければいけないのに僕だけいい思いをしたのではだれも納得しない。
 一羽の面倒を見ようと思うのならば、全部の面倒をみなければいけない」

 そういったS(仮)さんは相変わらず疲れたようではあったが、
とても小鳥とは思えない凄味のようなものがあった。
たかがすずめとどこか侮っていたスタッフの浅い心を見抜かれたようであった。
恐縮する我々をS(仮)さんは寛大に許してくれた。

「人間は余裕がありますからね、そういう気持ちは悪いことではないですよ。
 でも一羽二羽を憐れんでも仕方がないということを理解してほしい。
 それに余裕があるならばまず自分たちを見直すべき。
 一部の動物愛護団体は時折人間をないがしろにするから、おかしな話です」

 小さなすずめに笑われる我々人間は、
その余裕を自分たちの向上・改善に向けるべきなのかもしれない。
自分たちでしでかしたことを解決するためには、まず自分たちが反省し、
自分を改善しなければならない。
常に自分たちに向き合うすずめの言葉は重かった。

 ――最後に何かひとことお願いします。

「そうですね。こんなに小さな我々も日々を必死で生きようとしています。
 その意味をよく考えていただきたいと思いますね」

 ――ありがとうございました。


 都会という優しい鳥籠でぬくぬくと暮らす我々の隣で、
 都会という厳しい自然で必死に生き抜こうとする彼らすずめ。
 彼らの生存競争はこれからも続いていくだろう。


SSドキュメント2009年末スペシャ
〜生きるための戦い〜


糸冬


※この番組で使用した雀はスタッフが塩茹でにしておいしく頂きました。

大晦日記念SS

だと思ったか普段通りだよ!
アトラクティブ平安時代


時は平安時代らしいぜアニキ。
そこんとこよろしく。
所は不明らしいぜアニキ。
そこんとこよろしく。


「家帰ってまで勉強するやつの気が知れねぇよ吉田」
「難しく考えるからいけねえんだよ斎藤」
「どう考えても勉強は勉強だろ吉田」
「勉強って考えるんじゃねえ、斎藤。学習だ学習」
「言い方変えただけじゃねえか吉田、俺は騙されねえぞ」
「最近の政治を見るにお前の態度は素晴らしいけどな斎藤、違うんだよこいつは」
「なにが違うんだよ吉田」
「勉強は強いて勉めるから辛いんだよ。学んで習うと考えんだよ斎藤」
「お前なんか難しいこと言ってねえか吉田」
「あれだよお前、勉強は面倒くせえって思ってるだろ斎藤」
「当たり前ぇだよ吉田」
「嫌なもん無理にやろうとすっから面倒くせえんだよ斎藤」
「さっきからお前、俺のことおちょくってんのか吉田」
「違えよ斎藤、楽しくやりゃあ勉強もいいもんだぜ斎藤」
「できねえから言ってんだろ吉田」
「じゃあ教えてやっからよ、教科書出してみろよ斎藤」
「ねえよ吉田、学校に置いてきてんに決まってんだろ」
「じゃあ俺のでいいけどよ、俺らがやる平安時代見てみろや斎藤」
「ぱっと見、なにがなんだかわかんねえな吉田」
「拒否反応起こしてんじゃねえよ斎藤、大体どんな時代だこれ」
「知らねえよ吉田。平和で安全って書くんだからよぉ、そうなんじゃねえの」
「違ぇんだよ斎藤」
「マジかよ吉田」
「お前、あのサムライ知ってんだろ斎藤」
「当たり前だろ馬鹿にしてんのか吉田、俺大河ドラマとかマジ好きだから」
「お前大河ドラマ見てんのに歴史わかんねえのかよ斎藤」
「お前、それはあれだろ、わかんねーとこは聞き流してんだよ吉田」
「俺なんか解説まできっちり見てるぜ斎藤」
「お前すげーな吉田」
「お前あれだよ、続きもんの漫画で一巻だけ抜けてたら手に入るまで読まねーだろ斎藤」
「読まねーけどよ、なんか違わねえか吉田」
「同じだよ、きっちり最初から最後まで見ねえとすっきりしねえだろ斎藤」
「あの御長寿探偵漫画は2、3巻飛ばしても違和感ねーけどな吉田」
「推理編と回答編、別の組合わせても何となく納得するよな斎藤」
「もはやギャグ漫画の勢いだからな吉田」
「違ぇよ斎藤」
「いやあれはギャグ漫画だろ吉田、殺人の動機とか…」
「それは同意だが話ずれてんだろ斎藤」
「おう、そうだな吉田、あの、あれだろ、天地人の話だろ」
「そこから始めたら無限ループだぜ斎藤」
「あー……あれか、新撰組か吉田」
「時代が違えけど近いな斎藤、武士だ武士」
「おっ、思い出したぜ吉田」
「あれ生まれたのこの時代だから、斎藤」
「マジかよ吉田」
「武士っつーんだけどよ、戦うの専門の家みてーのができんだよ斎藤」
「全然平和でもねーし安全でもねーな吉田」
「あとお前、あれだよ、源氏と平氏って知ってるだろ斎藤」
「それはお前、あれだよあの……弁慶のやつだろ吉田」
「正確にはそいつのボスが源氏だけどよ斎藤、それもこの時代」
「マジかよ吉田」
「牛若丸は若い頃の名前で、源義経つーやつだよ斎藤」
「あー、聞いたことあるぜ吉田」
「ちなみにこいつ手柄立てたのに兄貴に追放されてんだよ、斎藤」
「ひっでーなその兄貴、スキャンダル物じゃねーか吉田」
「まあ平安時代だからな斎藤」
「全然平和でもねーし安全でもねーな吉田」
「名前と実際が違うのはよくある話だろ斎藤」
「いや、でもそこはぴったり合ってねえと困るだろ吉田」
「いいんだよ斎藤、トップが悪い例を実践してんだからよ」
「政治ネタはやめろよ吉田、馬鹿にされてるみてえだ」
「いや斎藤、俺もよくわかんねーんだけどよ実は」
「あれだな、俺らニュースに踊らされてんな斎藤」
「なんとかしねーといけねーんだろうけどな吉田」
「実際問題何したらいいかわかんねーもんな斎藤」
「危機意識が足りねーっつわれてもなあ吉田」
「そういう風に育てた側が文句言ってるのが困るな斎藤」
「ところで吉田、あれはどうしたんだよ、あの、なんつったっけ」
「お前よ、ツーカーじゃねえんだから通じるかよ斎藤」
「あれだよあの、弁慶の兄貴だよ吉田」
「弁慶じゃねえよ斎藤、義経だよ」
「あー、そいつそいつ。その義経の兄貴はどうなったんだよ吉田」
「実は俺も知らねーんだよ斎藤」
「マジかよ吉田、知らねえのに解説してたとかパネエ」
「俺は知らねーけど教科書書いてあんだろ、読もうぜ斎藤」
「そうだな、なんか気になってこのままじゃ夜も眠れねーぜ吉田」
「こうしてみっとよ、結構面白いだろ斎藤」
「マジだな吉田、いまならレポート書けそうだぜ」
「なんのだよ斎藤」
「あの、あれだよ………弁慶」


 終われ


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べ、別に大晦日記念SSなんかなじゃないんだからねっ。
時間があったからたまたまよ、たまたま!




作品についての説明。


登場人物は吉田と斎藤。
時代は暇を持て余した若者のだべりな平安時代かも。場所は不明かもね。
もはやプレゼンの形態すらしていない。
何かに興味を持つことが楽しい勉強の第一歩です。


吉田は意外とそこそこの成績は取るタイプ。
勉強のコツは面白いと思ってやること。
タバコも酒もやらないけれどかといって優等生でもない。
特にやることもないダウナーな日々をゲーセン行ったりだべったりして過ごすとか。
結構きっちりした性格で、CDは聞き終えたらきちっとケースに収めて棚に戻す。


斎藤は口は悪いが素直なバカ。
余り頭も気遣いも良くないが大抵の話題に食いつくので会話に困らない。
割とルーズでだらだら毎日を生きているが、人付き合いはいいとか。
授業中寝ているので成績が悪いとか。
終わりの見えない連載漫画を何ループでも読める気長な性格。


後半になるにつれてキャラクターが見え始めた気がしました。


あらゆる事態に注意しながら続けていくことを考慮したい。




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面白かったら押してやってください
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そういえば、忘れていたのですが拍手SSを暇つぶしに動画化したものをニコニコ動画に上げていました。
私のような面倒くさがりな人種にはまた作ろうかなとは思えませんが、せっかくつくったので。






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